現役ビジネスマンでも意外と知らないアナログ式腕時計の時刻日付合わせ

vol 1174

アナログ腕時計時刻合わせの”2つのタブー”知ってますか？

 

 

 

 

 

時計屋によくある
3月1日あるあるの話です

 

 

 

西向く侍

(ニシムクサムライ)

ということで

 

2,4,6,9,11月は
31日までありません

 

 

2月は28日まで

 

 

 

そうです

 

3月１日なのに
アナログ式腕時計の
カレンダーが

2月29日のまま！！！

 

 

 

ビジネスマンにとっては
大変な問題です

 

 

 

 

ご自身で
カレンダー調整できる方なら
問題はないのですが

 

これが意外と
調整できない方が
多いんです

 

 

 

特に
御年輩の女性の方は
調整できない方が多い

 

 

 

説明書見れば
カレンダー調整の方法が
載っているに

見ない方が多い・・

 

 

 

中には

と

簡単にそう言う方も
いらっしゃいます

 

 

やれやれだぜ〜

 

 

 

特に御年輩の女性
と言いましたが

 

普通に
仕事バリバリの現役男性も
知らない方いますよ

 

 

 

時刻日付合わせで

注意するポイントが
２点あるのですが

 

コレを知らない方が
まぁまぁの確率で
いらっしゃる

 

 

 

今から正しい
時刻日付の合わせ方を

お伝えします

 

 

 

 

 

 

以下の手順で

正しく時刻合わせ
して下さい♪

 

 

 

①時計が動いていることを確認

 

 

当たり前っちゃ当たり前
なのですが

 

コレを確認せずに
日付調整して欲しいと
時計屋に持ってくる方が多い

 

 

2秒ごとに運針してるのは
電池残量不足のメッセージ

 

まずは
しっかり動いているか
どうかの確認です

 

 

 

②時計の針が午後8時〜午前4時でないことを確認

 

 

ココです！

 

 

こんなの初めて聞いた！
なんて言う方も
いらっしゃいます

 

 

これは
操作禁止時間帯
と呼ばれるもので

 

この時間帯に調整すると
内部の歯車に負担がかかり
故障の原因となるのです

 

 

 

なので
その時間帯以外で
時刻日付合わせしましょう！

 

 

 

 

ここから先は
皆さんが知ってる通り
時刻日付合わせです

 

 

 

③りゅうずを１段目まで引き出す

 

 

竜頭を引いて
秒針が動いていたら
１段目である
ことを意味します

 

 

 

 

④りゅうずを回転させ日付の修正

 

 

この時前日の日付にします

操作する日が

1日なら
31日に合わせます

 

 

 

⑤りゅうずを２段目まで引き出し時刻を合わせる

 

２段目まで引き出すと
秒針が止まります

 

竜頭を回しながら
日付が変わって午前になる
ことを確認し

 

そこから
現在の時刻に合わせます

 

 

 

ココでポイント

 

２段目まで引いたら
(秒針が止まった状態)

 

針の逆回し禁止！

 

 

まず持って基本的に
時計の針を逆回しするのは
タブーです

 

 

特に機械式であれば
逆回しに弱い構造に
なっているので

 

もし回し過ぎたら

無理をせず

④に戻って

もう一度
合わせて下さい

 

 

 

 

 

⑥時刻を合わせてりゅうずを０段目まで押し込む

 

 

終了

 

 

 

この手順の中で
禁止行為が2つありました

 

 

操作禁止時間帯

針の逆回し

 

 

この２点を知らない方が
かなり多いので

注意して時刻日付を合わせて下さい