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「撮っていいですか?」と聞かれるたびに、少しだけ考えてしまいます。映画館でも、売場でも、どこか共通する“気になる行動”があるからです。


ブログ責任者 浦田俊策とは・・
大分市のトキハわさだタウンで
時計・メガネ・ジュエリーを
提案しています
印象選びと所作の
“パートナー”です
こんにちは
俊策です(^^)
映画館で
エンドロールが流れているとき
スマホをパッと取り出す人が
います。

スクリーンには
まだ映像が流れているのに
光る画面が目に入る
映画本編の
余韻を楽しみたいのに
茶々を入れられた気分になる
明らかに
あの行動は
「マナー違反」である!

上映開始したら
📱 携帯電話の電源OFF・マナーモード
👟 座席を蹴らない・静かに観る
🍱 館外からの飲食物の持ち込み禁止
🎤 上映中の私語・会話・音出し禁止
と
打ち出しいているじゃないか!
っていうか
「上映時間」っていうのが
どこからどこまでって
わかってない人がほとんどかも。
ちなみに
上映時間とは
本編前のCMや予告は
すでに上映開始している状態。
と同様に
エンドロールも当然
上映時間に入っています。
つまり
館内が暗転中は
上映時間なのである!
エンドロールだからって
予告だからって
スマホ触って
光を出しちゃダメなの。
カップルや友達と
会話しちゃダメなの。
堂々と立ち上がって
視界を邪魔しちゃダメなの。
当然前席キックなんて
アウト!

予告やエンドロールも
制作側にとっては
立派な作品なんだから
それをわかって
楽しんでいる人にも
制作側にも
失礼なんですよ・・・

実はこの感覚
私の仕事でも
よく似たものを
感じていました。
以前、トキハ本店の
時計・メガネ売場で
勤務していた頃のこと

「写真、撮っていいですか?」
「ちょっとSNSに上げたいので…」
そう言って
商品の写真を撮る
お客様が増えていました。
ひどい人は
何も言わず撮り始める。

もちろん
悪気があるわけではないし
時代の流れとして
受け入れざるおえません。
でも、どこか私も
落ち着かない気持ちになった
のも事実なんです。

ヨーロッパの
ジュエリーショップでは
店頭商品の撮影を
禁止しているお店が
多くあります。
その多くは、はっきりと
「作り手や自店への敬意」や
「作品としての尊厳」を
理由に挙げています。
確かに、商品写真は
ホームページにも
カタログにも載っています。
でも、店頭にある
そのジュエリーや時計は
“実物”です。
その空間に
その質感と存在感で
目の前の人に語りかける
ものです。
販売店側もそのために
高い固定費を払って
設備投資や防犯対策をして
仕入れに時間とお金をかけ
商品知識やサービススキルの
勉強して
来店してくださった
お客様の笑顔のために
店頭にて陳列をしているのです。
もちろん同様に
物流会社も問屋もメーカーも
その一瞬に勝負をかけてる
のです!
だからこそ
カメラを向けることに
どこか“空気を読まない”ような
違和感を感じてしまうのです。

映画館のスマホも
売場での写真も
共通するのは
「その場を共有している」
という感覚のズレ。
誰かがその空間を
大切にしているとき
別の誰かがそれを
無意識に崩してしまう。
その距離感が
なんとも言えず残念なのです。
私が大切にしたいのは
「いま、ここで向き合ってくれている」
という時間です。
ソフィでも
商品は写真で見るより
実際に目で見て
手で感じて
試着していただくことで
その人の表情や声のトーンが
変わっていきます
(※ソフィはジュエリー専門店のため、時計・メガネはトキハ本店にてご覧いただけます)。

その反応こそが
私たちにとっての
“接客の手応え”であり
商品の魅力が伝わった証です。
だから私は
写真だけで済まそう
とする方よりも
「その場でじっくり向き合いたい」
と感じてくださる方と
時間を共有したい
と思っています。
少し極端な言い方かも
しれませんが
そういう気持ちが
通じ合わないなら
無理に
来ていただかなくてもいい
そう思うこともあります。
いや本当に

買う時はネット買います
って
堂々と言い放つ方
照れ隠しなのか
ウケ狙いなのか
何かわからんけど
・・・・もう
何も言えないですわ
マジで。
もちろんそれを
声に出すことはありませんよ。
来店だけでも
感謝しているのは事実なので。
このブログだからこそ
そっと本音を添えておきたい
のです。
写真には写らない空気。
画面越しでは伝わらない関係性。
そこに
一生懸命なんですよ
私たちは!
っていうか
そういう人たちも
働いてるから
わかっているはずなんですがね。
来店来場客の時
店頭で
撮らないという選択に
上映中に
スマホを開かないという選択に
静かな敬意を
感じてしまう方は
きっと
豊かな生き方をしてる
って思えてくるのです。
映画館も
もっと強く打ち出そうよ
上映中がどういう状態なのかを。
| 活動地域 | 大分県大分市 |
|---|---|
| 営業時間 | 平日10:00〜18:00 ※すぐにご連絡できない場合があります。 |
Profile
ビジネスマン専門のコーディネーター。
時計とメガネの選び方に重点を置き、ワンランク上のビジネスパーソンへと導く知識と情熱を注ぐ。スタイルと実用性を兼ね備えた時計・メガネ・アクセサリー選びに独自の視点を提供。
ファッションとビジネスの融合による自己表現の重要性を説く。ブログを通じ、プロフェッショナルな外見の構築をサポートし、アラフィフビジネスマンのキャリアと個人的な成長を促進する目的を持ってお悩みを解決している。