vol1426
T氏の名誉毀損逮捕報道の日に『モンテ・クリスト伯』を観ました。復讐と正義、そして言葉の力。それと強引ですが嗜好品の本質にまでつながる気づきがありました。


ブログ責任者 浦田俊策とは・・
大分市のトキハわさだタウンで
時計・メガネ・ジュエリーを
提案しています
印象選びと所作の
“パートナー”です
こんにちは
俊策です♪
今日は映画
『モンテ・クリスト伯』を
観てきました
学生の時に
読まされた長編文学
『巌窟王』の映画版です。

そして偶然なのか
本日のメインニュースが
T氏の名誉毀損容疑による逮捕
報道。
う〜ん・・・・
一方は
19世紀フランスを舞台にした
”復讐劇”。
もう一方は
現代日本の政治とSNSの世界。
全く違うようでいて
”復讐”
”正義”
”言葉の力”
といったキーワードが
不思議なほど
重なって見えました。
映画では
無実の罪で
いや、ただの嫉妬からくる陰謀で
投獄された青年が
巌窟牢屋から脱獄し
怒りと絶望の果てに
復讐者となり
かつての自分を陥れた人たちに
一人づつ報いを与えていく話。

観てる側コッチも
「やり返したれ!」と
感情移入してしまうほど
復讐劇としての
完成度が高い内容。
なんだけど・・・
観終わった後に残るのは
スッキリした爽快感ではなく
むしろ
小さな違和感でした。。。
本当に彼は自由になったんか?
正義って
何をもって語られるんじゃ?
ってね。

学生の時読まされた
『巌窟王』のラストは
映画のラストと異なってた。
原作では
復讐を遂げた主人公が
やがて自らの行動に苦しみ
「赦し」「再出発」を選ぶ。
そして最後に
あの名言を語る
待て、しかして希望せよ

T氏の件も
そんな問いを投げかけてくる
気がしました。
T氏は
ご存知の通り”言葉選びの天才”です。
かなり賢い!
それでいて
攻撃力がハンパないので
一度狙われると
T氏の沸騰が治らない限り
かなりの致命的なダメージを
受けることになる。。。
言葉は時に
正義を伝える手段になりますが
使い方を間違えると
暴力にもなり得る。

その結果
兵庫県県議員が
誤った判断を犯してしまった。
さらに怖いのが
その言葉を使って
誰かを正したつもりが
気づけば
自分自身を追い込んでしまう
ことすらあるってこと。
そして
傷ついた側が
「名誉回復」という名のもとに
復讐を始めることもある。
T氏は演説で
さらなる追い討ちをかました。
ついに
議員のご遺族が行動に出た
それが今回の
T氏の事件。
そこに”正義”があるのか
それとも”感情の処理”なのか。
はたまた
今流行りのプロパガンダなのか。
その線引きは
思った以上に曖昧・・・・。
こんなふうに
心の奥の衝動に
突き動かされる時ほど
「何を選ぶか」が
人の価値を映すのかもしれない。
私たちが扱っている嗜好品
時計やジュエリーやメガネも
同じです。
機能や価格よりも
そこに込められた
”想い”や”理由”が人を動かす。

怒りや反動で買ったものより
贈りたいと思って選んだ
一本の商品が
誰かの人生を
そっと支えていくこと
だってある。
贈り物を選ぶとき
人は
「その人のことを思う時間」を
過ごしますよね。
それは
短いようでいて
とっても豊な時間帯です。
選んだ品物そのものよりも
「あの人に似合うかな・・」と
考えたそのプロセスが
結果として
関係性の深まりをもたらします。

そんなふうにして
モノは意味を持ち始める。
映画を観た帰り道、
「自分の正しさ」ではなく
「相手の気持ちを思いやる強さ」が
強く欲しくなってきました〜!
復讐ではなく
赦しと希望に向かう言葉を
持てたらってね。

それが
今の自分にできる選択の一つ
かもしれません。
| 活動地域 | 大分県大分市 |
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| 営業時間 | 平日10:00〜18:00 ※すぐにご連絡できない場合があります。 |
Profile
ビジネスマン専門のコーディネーター。
時計とメガネの選び方に重点を置き、ワンランク上のビジネスパーソンへと導く知識と情熱を注ぐ。スタイルと実用性を兼ね備えた時計・メガネ・アクセサリー選びに独自の視点を提供。
ファッションとビジネスの融合による自己表現の重要性を説く。ブログを通じ、プロフェッショナルな外見の構築をサポートし、アラフィフビジネスマンのキャリアと個人的な成長を促進する目的を持ってお悩みを解決している。