シチズンのエコ・ドライブ

vol 1150

なんだかんだ言ってもエコドライブの性能はエグい！

 

 

 

前回は

機械式腕時計のネタで

 

最強寒波が襲来した時の

対応や

 

機械式腕時計の精度(日差)

などを

 

お伝えしました

 

 

 

今回は

そんな機械式腕時計の

対極にある

電池式腕時計

 

中でも

電池交換がいらない

不要な電池を排出せず

 

環境協会から

腕時計としてはじめて

「エコマーク商品」と

認定された

 

Eco-Drive

(エコ・ドライブ)

のお話です

 

 

 

 

エコ・ドライブとは

 

太陽光や

室内のわずかな光を

電気に換えて

 

時計を動かす

シチズン独自の技術

 

 

 

普通の

クォーツ時計にとって

電池交換は当たり前でした

 

その概念を変えたのが

光発電技術

 

 

いつ電池が切れるのか

そんな不安になることが

なくなりました

 

 

 

 

天気の良い時の太陽光なら

フル充電も早く

 

部屋の照明や

デスクライトのわずかな光

でも

 

時間はかかるが

フル充電できます

 

 

 

フル充電になったら

半年以上動き続けます

 

 

 

 

便利ですよね〜！

 

 

まさに

機械式腕時計と真逆の

エコ・ドライブ

 

 

 

 

さらに

パワーセーブという

節電機能も搭載

 

 

 

発電した電気を

効率よく使うため

 

エネルギーを作る

ソーラーセルに光が当たらず

発電が一定時間行われない

ことを時計が確認すると

 

針やカレンダーを

一時止めて

自動的に節電状態になる

 

パワーセーブ機能

 

 

 

例えば

 

暗い部屋の中や机の中に

エコ・ドライブ腕時計を

置いておくと

 

光が

時計に当たらず

針やカレンダーは停止します

 

 

ですが

針は止まっているけど

 

じつは

時計の内部では

正確に時刻を刻んでいるので

 

また

光が当たると

発電が開始され

 

針やカレンダーが

高速で動き

 

自動的に現在時刻まで

復活され

通常運針状態になる

 

とんでもね〜

機能がついているのです

 

 

 

暗い部屋や机の中だけでなく

この時期になると

厚い上着のそでに隠れ

光に当たらず

 

パワーセーブ状態になる

ことも

よくあります

 

 

 

時計修理コーナーで

 

あれ？

さっきまで止まってたのに

今動いているわ！

 

なんてことを

この時期はよく聞きます

 

 

 

ここからは

気をつけるポイントです

 

 

真夏の太陽の照度に比べ

この時期は照度が弱く

ちと太陽充電も長くなります

 

 

使わない日は

出来るだけ

お天道様に当てましょう

 

 

 

そして

夏に

気をつけることがあります

 

車のダッシュボードに上で

充電しないように

お願いします

 

 

シチズンの

エコドライブは

60度までの耐熱性を

保持してます

 

ただし

夏の締め切った

車のダッシュボードの上は

 

空気の流れがなく

かなりの高温になるので

 

故障や文字盤の破損に

つながるので

 

熱くなる場所での

充電はやめましょう

 

 

 

そして

メンテナンス不要

ってわけじゃない

 

 

エコ・ドライブといえども

防水性能を維持するため

パッキング交換や

 

ムーブメントの点検などの

 

定期的メンテナンスは

やっぱり必要です

 

 

と

いろいろ注意点は

ありますが

 

機械式腕時計に比べると

と〜っても

扱いは楽ちんで

 

時計に対する

いろんな不安も

少ないのが

 

シチズンの

エコドライブです

 

 

 

 

1924年

当時の東京市長である

後藤新平から

 

「永く広く市民に愛されるように」

 

という想いこめ

CITIZENと命名

 

 

それから

昨年の2024年で

シチズンは100周年を

迎えました

 

 

 

 

他のブランドと違って

派手な認知活動をしてないが

 

本当に

素晴らしい時計を

作り続けています

 

 

「世界初」「世界一」の

開発が多いシチズン

 

 

このエコドライブは

まさに

それらの集大成です

 

 

 

1本は持っておいていい

便利な腕時計です