「メガネ拭き」を洗ってますか？

vol 882

いきなりメガネ拭きでメガネを拭いてはイカン！

 

 

 

 

 

 

メガネ拭きは

セリート

と呼ばれてます。

 

 

 

いきなり

セリートで

メガネを拭くのはNG！

 

 

コレを伝えると

ほとんどのお客様は

ビックリします。

 

 

 

 

メガネ拭きなのに

メガネが拭けないの？

 

と

思われる方が多いだろう。

 

 

 

もちろん

メガネ拭きなので

メガネを拭くために

製造されたアイテムです。

 

 

 

吸水性など優れた

特殊な繊維素材で

 

メガネレンズのような

デリケートな部品を

磨くために

製造されたものです。

 

 

 

なので全然

メガネを拭いてもらっても

構いません。

 

 

 

 

ただ

”いきなり”っていうのが

問題なのです。

 

 

 

メガネに

ゴミやホコリが

付着したまま

 

セリートで拭くと

 

レンズに

傷がつきます。

 

 

 

じつは

ゴミやホコリって

レンズよりも硬いので

 

傷をつけてしまうのです。

 

 

自然界のホコリは

石英という物質です。

 

 

 

 

よく

ダイヤモンドの硬度は10

って聞きますよね。

 

モース硬度という

硬さを示す指標があり

 

石英の硬度は7！

 

 

ホコリって硬い！

 

 

 

そしてメガネで

使用される

ガラスレンズは硬度5。

 

さらに

今はほとんどのメガネで

使用さえる

プラスティックは硬度２！

 

 

 

ホコリに勝てません。

 

 

 

 

なので

メガネレンズに

ホコリが付着してる状態で

 

さっと

セリートで拭くと

 

さっと

傷が入ってしまうのです。

 

 

 

 

 

 

そのセリートにも

ホコリやゴミが

付着してます！

 

 

 

なので

セリートを

たくさん洗濯してください。

 

セリートから

ホコリやゴミをとってから

レンズを拭いてください。

 

 

 

コレもお客様にお伝えすると

 

え〜！

メガネ拭きって洗っていいの？

 

と驚かれることが

よくあります。

 

 

 

どうやら

特殊生地ゆえに

 

洗濯すると

繊維がダメになる

 

と

思ってる方が多いようです。

 

 

 

当店なんて

店頭品やお客様のメガネを

拭いたセリートは

 

次の朝

必ず洗濯してますよ！

 

 

洗濯機でOKです！

 

 

 

そうです

 

セリートは

必ず綺麗にしておいて

ください。

 

 

 

 

いきなりセリートで

拭くのでなく

 

まずは

しっかり水道水で

メガネに付着してる

ゴミやホコリを洗い流します。

 

 

 

そして

ティッシュで

しっかり水気を取り

 

 

 

セリートで

ピッカピカに拭き上げる

 

 

 

こんな流れで

お願いします。

 

 

 

 

ケースにメガネが入れて

修理に来られる

お客様がほとんどです。

 

だいたいその中には

使用したセリートも

入ってます。

 

 

そのセリートを見ると

 

まぁけっこうな

汚れが付着してます。

 

 

 

そんなセリートで

メガネを拭いちゃダメ。

 

 

 

まずは

お持ちのセリートを

洗濯しましょう！