重くならないジュエリーの話 　― 贈り物は、言葉で決まる ―

vol1469

「ジュエリーって、もらう方は重くないですか？」この質問をしてくれる人ほど、実は一番やさしい。重くなる原因は、モノじゃなく“言葉”でした。

 

 

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こんにちは
俊策です(^^)

 

 

 

明日はクリスマスイブです

 

 

 

クリスマスが近づくと
毎年のように男性客から
チラッと言われることがある

 

 

私この質問
めちゃくちゃ好きです

 

 

 

だってそこには
相手をちゃんと考えている
気持ちがあるからです

 

 

 

高いすぎないかな・・

期待させすぎないかな・・

気を使わせないかな・・

 

そうやって迷う方ほど

 

実は一番優しいんです！

 

 

 

私自身

ジュエリーを扱う
仕事をしてますが

 

「贈る側の覚悟」より

「もらう側の自由」の方が
ずっと大事だと思ってます

 

 

 

 

ジュエリーが重たい・・
と感じられてしまう瞬間って
素材や価格じゃないんです！

 

 

 

多くの場合は

 

意味を背負わされたとき。

未来を暗に託されたとき。

使い方を決められてしまったとき。

 

 

 

つまり
モノではなく
”言葉の重さ”が生まれる
んです

 

 

 

 

まぁこれは
クリスマスプレゼントジュエリー
に限ったことじゃないけどね。

 

 

 

親、上司、などでも
わざわざ恩着せがましく
言葉という重石を乗せる時がある

 

 

 

だから

逆を言えば

 

たった一言で

 

驚くほど
軽くなります

 

 

 

たとえば

 

この言葉にはもう

覚悟も約束もありません！

 

 

 

 

でもちゃんと
相手側に

 

「あなたを見て選んだ」は
伝わってます

 

 

どんだけカッコイイんだ〜

 

 

 

これもいいね！

”使わなきゃ”という義務を
そっと外す言い回しですね

 

 

 

 

ジュエリーって本来は
気持ちを証明する道具じゃなく
気分を邪魔しない存在

 

 

 

毎日着けなくてもいいし

特別な日にしまっておいてもいい。

似合わない日は使わなくてもいい。

 

 

 

その自由ごと渡せたとき

 

ジュエリーはちゃんと
”嬉しい贈り物”になります

 

 

 

 

私が店頭でお話しするとき

「何を言えばいいか分からない」

という男性には

 

 

 

気の利いた言葉は
いらないです

 

重たい意味も
いらないです

 

短くて軽くて正直な
一言でいいですよ

 

 

「似合ってると思ったから
気が向いた時使って」

 

と言ってあげてください
ってね。

 

 

 

クリスマスは

 

何かを決意する日じゃなく

相手の日頃の生活を
ほんの少しだけ豊かにする
きっかけの日でいい

 

そのくらいの距離感の方が

反対に後から
思い出になりやすい！

 

と私は考えてます。

 

 

 

実際そうだと思うよ

 

 

 

当店
ソフィトキハわさだ店では

 

そんな
”重くならない贈り方”を選ぶ方が
増えています

 

 

 

商品も

高級すぎず
でも安すぎない。

 

日常の延長にあるジュエリー。

 

 

 

「欲しいけど理由がない」

そんな気持ちに
無理やり理由をつけなくていいです

 

 

 

いや本当に
理由なんて

後から見つかればいいんです

 

 

 

ジュエリーは永遠だ！

なんて

 

私たちジュエリー業界が

勝手に言ってるだけ
と思っていいです

 

 

 

 

贈る人も
もらう人も

どちらも気楽でいられること

 

 

 

それが

今の時代の
”ちょうどいい贈り物”

 

 

 

それでいいんです

 

クリスマスジュエリーは。