
vol1363
なんで女性は内側に時計をつけてるの?って考えたことありますか?
ブログ責任者 浦田俊策とは・・
大分県大分市の百貨店で
時計とメガネを販売してます
時計とメガネの
印象選びパートナー
です
こんにちは
俊策です
「なんで女性は腕時計を内側につけるの?」
先日
妻が何気なく話してくれた
テレビ番組
『チコちゃんに叱られる!』の話題が
思いがけず
深い気づきをくれました
番組で取り上げられていたのは
まさにこの問い
私は
時計に関わる仕事を
していながら
この答えを知りませんでした
映画『ジョン・ウィッグ』の
主人公や
戦火の狙撃手たちが
内側に時計をつけていたので
てっきり
作業効率的な意味かと
思ってました
でも
それを聞いたとき
「なるほど!」
と思うと同時に
自分が
接客で伝えていることと
不思議なほど
リンクしていたんです〜♪
番組によると
女性が
腕時計を内側につけるのは
着物を着たときの所作が
関係しているのだとか
ってことは
発祥は日本か・・・
和装では
「脇を見せない」のが
美しい所作とされており
手首だけをくるっと返して
時間を見るのがマナー
でした
脇の「身八つ口」から
肌が見えないようにする
ための気配り
その所作に合わせて
時計も
自然と内側に
装着されるようになった
というのです
つまり
時計の付け方ひとつにも
日本独自の
“見せない美”が息づいている
わけです
私がいつも
お客様にお伝えしていること
があります
腕時計は左腕の外側、
つまり
周囲の人から
最も見える場所にある
アクセサリー。
そこが“見られている!”と
意識するだけで
所作が
自然と美しくなるんです
明確な科学的根拠が
あるわけではありませんが
これまで
多くのお客様と
接してきた中で
その感覚には
確かな実感があります!
腕時計選びというと
ムーブメント(機械の中身)が主役
なのは間違いありません
が
実は
“バンド”も
手元の印象を
左右する大事な要素です!
革、金属、ナイロン……と
バンドの素材やデザインが
所作の雰囲気を変え
見られている手元の“佇まい”に
大きな影響を与えます
そう考えると
主役は手元の側面が見える
バンドなのかもしれません!
なので
「どんな手元で時間を確認したいか?」
そんな視点で
バンドを選んでみるのも
時計の楽しみ方の
一つになりますよ
これは私が以前
宝石店にいたころも
同じでした
ピンキーリングを
おすすめする際
こんな風にお話ししていました
小指の外側は
自分にとって一番遠く
無意識の場所。
でも、お相手から見れば、
一番近くて
目に入る場所なんです。
そこにリングをつけると
小指が自然と伸びて
中指も伸びて、
手全体の動きが
綺麗になるんですよ
綺麗な所作になるんですよ♪
これは
ブレスレットにも
同じような効果があると
感じています。
手首に何かがあることで
手の動きが意識される
そこに
視線が集まるからこそ
自然と
手の扱いが丁寧になり
所作が美しくなる
ジュエリーというのは!
腕時計というのは!
ただ飾るものではなく
動作を美しく導く道具
である——
そんなふうに考えてます
この
“無意識の部分に意識を持つ”
という感覚が
和装文化にも自分の接客にも
流れている
気がしてなりません
手首の返し方、小指の伸び方。
ちょっとした意識が
驚くほど
人の印象を変えます!
そして
アクセサリーや時計は
その意識のきっかけをくれる
存在でもあるのです
見えないところにこそ
美を宿す
それは
日本文化が育んできた
美意識であり
私自身が
接客で伝えていきたいこと
でもあります
今回は
「チコちゃんに叱られる!」の
ちょっとした話題から
思わぬところで
自分の接客哲学と繋がる
お話になりました
近いうちに
秋の新作時計で感じた
「手元の魅せ方」について
またお話できればと思います。
日々の接客の中で
生まれる気づきを
少しずつこうして
綴っていけたら嬉しいです
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Profile
ビジネスマン専門のコーディネーター。
時計とメガネの選び方に重点を置き、ワンランク上のビジネスパーソンへと導く知識と情熱を注ぐ。スタイルと実用性を兼ね備えた時計・メガネ・アクセサリー選びに独自の視点を提供。
ファッションとビジネスの融合による自己表現の重要性を説く。ブログを通じ、プロフェッショナルな外見の構築をサポートし、アラフィフビジネスマンのキャリアと個人的な成長を促進する目的を持ってお悩みを解決している。