
vol1395
売れませんでした。でも、忘れられない“目”がありました。時計を「見るだけ」のお客様の中に、何が残せるだろう?今日そんなことを考えました。
ブログ責任者 浦田俊策とは・・
大分県大分市の百貨店で
時計とメガネを販売してます
時計とメガネの
印象選びパートナー
です
こんにちわ
俊策です
今日は
グランドセイコーの
新作発売日でした。
[引用元:グランドセイコーHP]
いつもより少し気合を入れて
並べたディスプレイ。
艶やかな文字盤と
丁寧な針の動きに
自分自身も
つい見惚れてしまいます
でも
正直に言います。
今日は
1本も売れませんでした
価格が高いのは
もちろん分かっています。
それでも
何人かのお客様が
サロン限定ということもあり
ふらりと当店に
足を止めて見てくださった。
[引用元:グランドセイコーHP]
「見るだけで終わる」
それが当たり前のような
価格帯。
このSLGC006は
世界限定300本です!
そのうち
国内が200本です!
そして
グランドセイコーサロンは
全国でも30店舗ぐらいです!
もちろん
大分では
当店のみです
実物を見るだけでも
なかなか難しい時計です
[引用元:グランドセイコーHP]
でもその時の
お客様の“目”には
確かに何かが宿っていました。
「いつか欲しい」
「こんな時計が似合う自分でいたい」
「やっぱり、いいな」
そんな思いが
何も言わなくても伝わってきた。
(実際にそう言ってた^^;)
店員としては
もちろん売れた方が嬉しいです
「今日も売れなかったな」と
肩を落としたくなる日だって
あります。
でも
その目を見ていると
気づくことがあるんです。
この時計たちは
ただ“売るため”だけ
にここにあるんじゃない!
見た人の心に
「あ〜、なんかいい感じだったな」で
終わらない存在でいたいなと!
そんな気持ちで
今日も私は説明をしました。
このモデル、限定なんです
この秒針
肉眼で見えないくらいの
磨きがされていて…
それがいつか
あのとき見た時計
まだありますか?
に
つながるかもしれない。
いや多分その時は
もうそのモデルは
残っていないでしょう・・・
でも
前にここで見たやつ
ちょっと良かったな〜って
思い出してもらえたら
それだけで嬉しいんです
僕らの仕事って
売ることがゴールに
なりがちです。
もちろん
商売だから
売れなきゃいけない!
でも
見てくれた人の中に
何かが引っかかる
そういう時間を作れたなら
それはそれで
意味があると思うんです。
当店のような
百貨店の時計売場になると
限定品ばかり揃います
G-SHOCKのような
低価格のような時計は
発売日前から
予約電話が殺到します
大谷選手など
有名人がSNSやメディアに
時計を着けてたら
すぐ話題になり
もう
店頭に出ることもなく
売り切れになる時計も
少なくはありません
[引用元:グランドセイコーHP]
買わないのに見にくる人。
その人の中に
何かを残せるかどうかが
僕がここで働いている
意味なんだと
あらためて思いました。
今日は売れなかった。
でも
「この時計、いいな」と
思ってくれた人がいた。
そんな一日でした。
活動地域 | 大分県大分市 |
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営業時間 | 平日10:00〜18:00 ※すぐにご連絡できない場合があります。 |
Profile
ビジネスマン専門のコーディネーター。
時計とメガネの選び方に重点を置き、ワンランク上のビジネスパーソンへと導く知識と情熱を注ぐ。スタイルと実用性を兼ね備えた時計・メガネ・アクセサリー選びに独自の視点を提供。
ファッションとビジネスの融合による自己表現の重要性を説く。ブログを通じ、プロフェッショナルな外見の構築をサポートし、アラフィフビジネスマンのキャリアと個人的な成長を促進する目的を持ってお悩みを解決している。