
vol 1311
現時点で”世界最高精度”なのに、たぶん素通りされる時計です・・
ブログ責任者 浦田俊策とは・・
大分県大分市の百貨店で
時計とメガネを販売してます
時計とメガネの
印象選びパートナー
です
この時計
普通に素通りされます
グランドセイコー
SLGB003
『樹氷』
グランドセイコーのHPを開くと
まず最初に登場する時計です
そんな
めちゃくちゃすごいモデル
なんだけど
たぶん
誰も気づきません・・・
派手さもないし
ギラギラもしていない
ごっつくもないし
びっくりするぐらいシンプル
ロレックスみたいに
一発でブランドがわかる感じ
も全く感じない
とにかく、静かすぎる。。。
「ん?なんか時計あった?」
とスルーされます
でも、それでいい
なぜなら
コレは
試着してからが本番の時計
だから
この時計
世界初
機械式時計で『年差』±20秒を
実現したモデル
機械式で月差と日差はあっても
年差は聞いたことがない
元旦の0時0分に
針を合わせて
その年の大晦日の
11時59分に
時計を見ると
悪くて
20秒進んでるか遅れてるか
っていう意味
だって
普通の機械式時計って
日差が「−10~+20秒」
1日
10秒遅れるか
20秒進んでいるか
です
そこまでが許容範囲と
言われてます
それを
電池もGPSもなしで
ゼンマイだけでやっちゃってる
もう
意味わからんレベルやわ〜
試着した瞬間に
空気が変わる
腕に乗せた瞬間
大袈裟じゃなく
呼吸が深くなる人います
世界最高って聞くと
普通ドキドキするじゃないですか
でも、それが反対!
静かなんです・・・
デザインも
質感も
針の動きも。
それもそのはずです
この文字盤は
信州の山に現れる
”樹氷”の風景を表現している
「じゅひょう??」って
思ったでしょう
私も最初そういう
リアクションでした
でも見ればわかります
淡くて青くて冷たいのに
なんか落ち着く
なんか語ってるのかな?
って気にもなる
ちなみに
実際の
樹氷のイメージが
だんだんと文字盤になる過程
[引用元:グランドセイコーHP]
↓
[引用元:グランドセイコーHP]
↓
[引用元:グランドセイコーHP]
面白いね
「なんか・・・
すごく落ち着きますね」
コレは
今日実際に試着された
お客様の言葉です
この時計は出会えない
いや見つけきれないかも
連れてきてもらうしかない
SLGC003「樹氷」って
そう簡単に
自然に出会う時計じゃないんです
超普通すぎて・・・
店頭で
「このデザインが好き」と
来る人はまずいません
コレからも
いないでしょう
むしろ
私たち販売員が
「これ世界最高精度の時計なんですよ!」
って
無理やり連れてくるタイプ
でもそれでいいんです!
だって本当だから
見た目に惹かれる
時計じゃないんだけど
試着した人はなぜか
忘れられない時計のようです
発売してわずかですが
「あの時計、なんか気になる」
と戻ってくる方がいました
上手に言えないのですが
きっと
一度でも腕に乗せた人が
頭の中に残る時計
なんでしょうね
それは
腕の上に綺麗に収まる
37サイズと
たった100gという
超軽量感と
徹底的に追求した
エボリューション9の
スタイルに
体が覚えており
そして
優しいアイスブルーの
樹氷の文字盤に
魅せられているのでしょう
販売員の私としては
「世界最高精度ですよ!」と
声高に言いたのですが
この時計を試着した
今日までのお客様たちを見て
見つけた人だけに
そっと本当の価値を
伝えよう
なんて思いました
そういう1本って
なかなか無いですよ!
見つけきれなかったら
それは仕方ないですね
って
思える時計って。
素通りされても構わない!
って
思える時計って。
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Profile
ビジネスマン専門のコーディネーター。
時計とメガネの選び方に重点を置き、ワンランク上のビジネスパーソンへと導く知識と情熱を注ぐ。スタイルと実用性を兼ね備えた時計・メガネ・アクセサリー選びに独自の視点を提供。
ファッションとビジネスの融合による自己表現の重要性を説く。ブログを通じ、プロフェッショナルな外見の構築をサポートし、アラフィフビジネスマンのキャリアと個人的な成長を促進する目的を持ってお悩みを解決している。