
vol1397
「売るのが苦手なんです」って話、ちょっとだけしてもいいですか?
ブログ責任者 浦田俊策とは・・
大分県大分市の百貨店で
時計とメガネを販売してます
時計とメガネの
印象選びパートナー
です
こんにちわ
俊策です
「売れ!」「売上を作れ!」
社会人になってから
何度も何度も聞かされてきた
この言葉。
今でも
この言葉を耳にすると
正直モヤっとします。
自分で言うのもなんですが
過去30年間
たぶん私は
「売上を作っている側の人間」
です。
でも
“売らなきゃ”という気持ちで
結果を出したことって
あまりない。
いまだに
「売る」ということが
どういうことか
よくわからん〜
新人時代
売場に立って
最初に感じたのは
“売らなきゃいけない空気”
でした。
「これおすすめです!」
「今だけお得なんです!」
…言えば言うほど
相手の表情が曇っていきました。
20代のある日
真珠のネックレスを
ガンガンに接客してた時
お客様に言われました。
「それ、あなたは本当に使ってるんですか?」と。
図星でした・・・。
正直
そのときの商品に愛着はなく
製品知識だけしかなく
ただ“売らねば”
というプレッシャーだけで
動いていた。
その時の私は
扱ってるサービスや製品を
使用したことがない
定価で買ったことがない
特に好きではない
お客様から言われて私は
「売ること」への
疑問を抱くようになり
あることが
ハッキリわかりました
何を言うかではない
誰が言うかが大切である
言う資格がなければ
相手には通じない
だから
お客様が買ってくれない
部下が子供が動いてくれない
のは
相手が
「こいつ言う資格ない」と
本能で察知した時である
それ以来
私が大事にしてきたのは
目の前のお客様の“表情”です。
「へぇ〜!」と
驚いてくれたとき
「それ初めて知った!」と
目が輝いたとき
「なんか楽しかった」と
言って帰ってくれたとき
商品を通じて
心が動く瞬間を共有できたとき
「この仕事、やっててよかった」
と思えるんです。
その時の私は
自身が扱っている
製品やサービスに対して
強く関わったり
愛着を抱いたり
今この瞬間誰よりも
それが大好きな瞬間なんです
つまり
私が「言う資格」がある瞬間
なんです
だから今も
“売る”よりも
”心が動く体験をつくること”を
意識して接客しています。
私が20代半ばから
上司という立場になって
今までも
「売上を作れ」と
言った覚えは
全くございません!
あ、でも、
言い訳ばかりして動かない人に
「売上作ってから言って」とは
言ったことあるかな
それぐらい
売上に追いかけられた
ことはない
追いかけられると
やっつけこなし仕事になる
からね
でもも
部下と一緒に
数字だけは見てきましたよ。
だった数字は
ただ結果を見るだけじゃなく
曖昧な目標を言語化してくれる
ありがたいツールだからね。
でも
それ以上に伝えてきたのは
– あなた自身が楽しんでいるか?
– 興味があるか?好きか?
– 自信をもって紹介できるか?
– 笑顔でお客様と向き合えているか?
**「語る資格があるか?」**
という問いばかりです。
それが整っていないと
結局“伝わらない”と
思っています。
いや
伝わるわけがない!
やらされていることを続けて
楽しい人なんていない。
「売上を作れ!」
という言葉の裏に
私はいつも違和感を覚えます。
– 現状を守るため?
– 評価を守るため?
– FOR ME(自分のため)?
どこか
“ダサい理由”に聞こえてしまう
んですよね。
私はいまだに
売るのが得意とは言えません。
でも
”心が動く体験をつくること”なら
何度でもやりたい。
結果的にそれが
「売れた」につながるなら
それでいい。
そんな考え方でも
販売に携わる仕事を
30年近く続けてこれた
という事実だけが
今の私の自信です。
活動地域 | 大分県大分市 |
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営業時間 | 平日10:00〜18:00 ※すぐにご連絡できない場合があります。 |
Profile
ビジネスマン専門のコーディネーター。
時計とメガネの選び方に重点を置き、ワンランク上のビジネスパーソンへと導く知識と情熱を注ぐ。スタイルと実用性を兼ね備えた時計・メガネ・アクセサリー選びに独自の視点を提供。
ファッションとビジネスの融合による自己表現の重要性を説く。ブログを通じ、プロフェッショナルな外見の構築をサポートし、アラフィフビジネスマンのキャリアと個人的な成長を促進する目的を持ってお悩みを解決している。