
vol1390
「なんでこんなに似てるのに、値段が違うの?」時計売場でよく聞かれるこの質問。実は、グランドセイコーならではの深〜い理由があるんです…!それを勝手に考察!
ブログ責任者 浦田俊策とは・・
大分県大分市の百貨店で
時計とメガネを販売してます
時計とメガネの
印象選びパートナー
です
こんにちわ
俊策です
え、これ何が違うの?
なんで
こっちの方が高いの?
グランドセイコーの
クォーツモデルを
ご案内していると
こんなご質問を
よくいただきます。
SBGP005とSBGP013。
SBGP005
ケースサイズ 40,0mm
ムーブメント 9F85
¥462,000(込)
↓
SBGP013
ケースサイズ 40,0mm
ムーブメント 9F85
¥363,000(込)
↓
ケースのサイズも
ムーブメントも同じなのに
価格差がある。
私の勝手な推測ですが
実はこれ
グランドセイコーの
“ある狙い”が見えてくる
面白いテーマなんです。
似ているからこそ迷いやすい。
でも
その迷いこそが
グランドセイコーの
魅力を深く知る
きっかけになるんです!
SBGP005もSBGP013も
9F85という
年差±10秒の高性能クォーツを
搭載したモデル。
防水性やサイズも
ほぼ同じ。
ですが
SBGP005の方が
数万円高く設定されています!
なぜでしょう?
SBGP005は
グランドセイコーが誇る
“44GSケース”という
特別な設計を採用しています。
1967年に生まれた
このデザインは
ブランドの哲学を体現する
「面の美」を追求した造形。
一方のSBGP013は
よりシンプルで実用的な
ケースライン。
比べてみると
面取りの数や角度
磨き分けの精度に
明確な違いがあります。
SBGP005は
“光を美しく反射させるための設計”が
随所に施されているのです。
そして
その仕上げには
職人の手作業が
加わっています。
エッジのシャープさ
鏡面とヘアラインの切り替え
ラグの形状など…
数字には現れない
工芸的な要素が
時計全体に
高級感を与えています。
この価格差は
「高い方が後で作られた新型」
という構図ではないんです!!
だって普通は
スペックが上の方が
後で登場するもんじゃないですか
なのに
SBGP005が先に登場し
グランドセイコーの
未来を象徴するモデルとして
打ち出された一本。
その後
より手に取りやすく
実用性に優れた
SBGP013が追加された
という流れです。
つまり
この2本はこう考えていただくと
分かりやすいかもしれません:
SBGP005は「感性で選ぶ一本」
時計の美しさや
ブランド哲学に共感し
“語れる時計”を求める方に。
SBGP013は「安心して選べる一本」
クォーツの信頼性と
デザインの上質さを
手頃に楽しみたい方に。
使うシーンや
「どこに価値を感じるか」
によって
選ぶ目的が異なる
“兄弟モデル”なんです。
実際にこの2本を
比べた方の中には
見た目の違いは小さくても
着けたときの印象がまるで違う
と
おっしゃる方もいました。
時計は
スペックだけでなく
手元で“感じるもの”
でもあるんですね。
グランドセイコーの
面白いところは
スペックでは
説明しにくい価値
を
あえて残していること。
角度によって変わる
光の反射
肌に触れたときの
質感の違い…。
それを
「感じて、選んでほしい」
というメッセージが
込められている気がします。
まさに
“違いがわかる大人のための選択肢”
ですね。
つまり──
感性で選ぶか、価格で選ぶか。
そこに
この2本の違いが
凝縮されているのかもしれません。
今回は
よくある質問
「なぜ似ているのに価格が違うのか?」
をテーマに
グランドセイコーの戦略を
勝手に
読み解いてみました
活動地域 | 大分県大分市 |
---|---|
営業時間 | 平日10:00〜18:00 ※すぐにご連絡できない場合があります。 |
Profile
ビジネスマン専門のコーディネーター。
時計とメガネの選び方に重点を置き、ワンランク上のビジネスパーソンへと導く知識と情熱を注ぐ。スタイルと実用性を兼ね備えた時計・メガネ・アクセサリー選びに独自の視点を提供。
ファッションとビジネスの融合による自己表現の重要性を説く。ブログを通じ、プロフェッショナルな外見の構築をサポートし、アラフィフビジネスマンのキャリアと個人的な成長を促進する目的を持ってお悩みを解決している。